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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    2月議会始まる 初日(2/25)  コミセン・補正予算(案)に真崎議員反対討論

    [2016.3.14] -[新守口新着情報議会報告]

    2月25日の本会議で、真崎議員は地区コミュニティーセンター条例案と平成27年度一般会計補正予算に反対討論しました。要旨をお知らせします。

    議案第51号 守口市地区コミュニティ センター条例案

     公民館を廃止し、新しいコミュニティデンターにし、公民館地区運営委員会は解体し地縁団体だけでなく広範な団体や個人で組織する地域コミュニティ協議会を新設する。これまでの社会教育は引き続き行い、防災、子育てなど新規事業も実施するので、議会の意見も聞きたいと特別委員会を設置した。しかし、特別委員会では、理事者の答弁が二転三転し、果ては地域での説明会資料が議会提出の資料と異なるなど、理事者側の不手際で議論は一向に進んでいない。しかるに、12月議会において突然本条例が提案され、議会軽視も甚だしい。本条例案は提案までに詳細に検討されてなく急ごしらえで、社会教育を担保するといいながら条例にはなく、平成29年度には指定管理者に管理させるといいながら、この条例ではできず、結局 公民館の名称変更と、これに伴う公民館地区運営委員会の解体、施設の有料化のための条例で、一年ももたない条例である。
     何より致命的なことは、あくまでもコミュニティセンターは地区コミュニティ拠点施設の補完施設という位置づけなのに、おおもとの地区コミュニティ拠点施設についての条例が提案されていないから全容が全く分からない。併せて、単位コミュニティ協議会の立ち上げもすべての地域で4月に立ち上がる可能性は極めて低いと理事者自身が認めている。
     拠点施設と地域コミュニティセンターの関連性やコミュニティ地区協議会と単位協議会との関連性など明らかにされていないことがまだある。一年間じっくり検討し、議論してから拠点施設と合わせて条例提案でも決して遅くなかった。
     きちんとした議論と全体内容の開示こそが必要だから反対である。

    議案第13号 平成27年度守口市一般会計補正予算(第4号)

     大枝公園の再整備に、社会資本総合整備事業交付金を受け入れ、地方債を発行するための補正とはいえ、その再整備事業そのものが市の施策としての優先順位は極めて低いものである。優先順位の高い、市民の生活に密着した施策から進めていくべきであり、借金主体の大型公共事業は現に慎むべきである。
     また、東部エリア地域コミュニティ拠点施設の継続費については年度別の率の割合の変更だが、この施設の建設工事について依然として近隣住民との合意も取れず、東部公民館、東公民館、庭窪公民館金田分室の廃館を前提とした建設には容認できない。
     また、東部市立認定こども園の建設も工期ありきで進めていることは非常に危惧するものである。
     敷地の確定ができていないから、何階建てにするのか市としての意思の確定ができず、3階建てにするのであれば当然、基礎のくい打ちは絶対条件だから工期も長くかかり、資金額も2階建てよりも高くなる。
     事前準備がきちんとできていないのに、平成30年4月開所ありきで進むと、スピードばかりを追って品質がないがしろにされ、市民に迷惑をかける。一度立ち止まって、本当にこれでいいのかと自らに問いかけることが今必要になっているのではないかと反対しましたが、両案とも賛成多数で可決されました。