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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    公害患者会等級相談会「発作があり、治療もしているのに私は等級外です」(新守口No1744、2007年9月16日)

    [2007.9.18] -[新守口]

     東京大気汚染公害裁判は高裁和解案受諾から連日のように進められてきた和解協議がまとまり、八月八日正式に和解が成立しました。そんな中九月五日守口公害患者会全員集会が国際交流センターで行われました。
     等級手続き相談会の報告、小児ぜんそく患者の相談、転地療養など守口市が行っている健康回復事業について、などが話合われました。
     守口市の平成一八年度認定患者は一三五九人、そのうち七五九人が等級外であり、他市に比べて等級外がダントツに多いこと。そのために公害等級手続き相談会が行われ、その報告がされました。参加した公害患者は公害指定地域が解除になる平成二年に申請したが、等級外になってそれ以来申請していない。三年毎にしか申請できないと思って申請していない。年齢も八〇を過ぎぜんそくがひどくなっているが申請していない。守口市駅に行くのに四回吸入してきた。調子の悪い時に検査に行くと調子の良い時にくるようにと言われ検査してもらえない。などの相談が寄せられたと報告がありました。
    小児ぜんそくの子どもをもつ親からも相談が寄せられました。さらに転地療養では、一回行っただけで神経を使ってしんどくなった。近くでゆっくりとしたところを選んでほしい。毎回同じところでなく、また日程も考えてほしいなど意見が出されました。患者会は今後も等級手続き相談会を守口市内で繰り広げ、きめ細かく相談会に取り組み、一人でも多くの患者の相談にのることが確認されました。この集会には杉本悦子議員も参加しました。