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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    市民会館消防設備等改良工事予定価格の半額で落札~来年2月末までの工期で工事が行われる

    [2012.11.27] -[インフォメーション]

     平成24年10月19日、守口市市民会館消防用設備等改良工事の入札が行われました。


    市民会館消防設備等改良工事は指名競争で入札

     これは8月14日の集中豪雨で、地下に設置してある消防用設備が浸水被害にあい、現在市民会館は休館していますが、再館するために消防設備等を改良するための工事です。
     9月議会で議決された一般会計補正予算では「市民会館消防設備復旧工事」として2千8百万円が計上されていました。
     その後、工事を発注するに当たって事業費の金額を精査していく中で予定価格を2千百94万6千円としました。
     入札は指名競争で行われ、守口市内業者で、電気工事の評点700点以上、他に市の事業を行っていない業者7者が指名されました。
     入札では表のように予定価格の半分にも満たない1千50万円弱の金額で大阪電設工業株式会社が落札しました。

    異様に低い落札金額、ダンピングとは認定されず発注

     落札価格と最高入札価格では、2倍近くの開きがあり、予定価格と比しても半分近くであり、補正予算の金額と比べると3分の1になります。国の補助事業であれば、積算単価がほぼ決まっており、守口市独自の予算や予定価格の設定は困難ですが、今回の工事は、浸水被害による保険からの保証金と一般財源ですから、守口市独自に設定することができます。今回の予算も予定価格も守口市独自で決定したものですが、落札金額との差があまりにも開きすぎではないかとの声もあります。落札金額の低さの原因は、内訳所を見れば一目瞭然ですが、企業秘密の部分もあり全面公開はされていません。
     関係者の話を聞きながら推察すれば、低い金額の主な項目は発電機とスプリンクラーポンプユニットの価格と言われています。とりわけ発電機はメーカーが創立100周年の記念のために通常よりも低い金額で納入できるとのことで、事業者の話では原価を割ることはないとのことです。
     入札会場でも落札金額が異様に低かったため休憩をとって設計金額に間違いがないかどうかの確認も行われたようです。
     しかし、原価割れもせず、事業者が工事の完成を確約したためダンピングとは認定されずに契約が行われました。

    工期は来年2月20日まで
    その後再館

     これにより、大阪電設工業株式会社が市民会館消防用設備等改良工事を行います。
     なお、工期は、平成24年10月22日から平成25年2月20日までの約4か月となっています。