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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    無理が通れば道理が引っ込む~自ら参加して決めたルールも守れない守口新政会

    [2012.10.1] -[議会報告]

     守口市議会9月定例会が始まりました。
     各議案をどのように取り扱うかを、本会議に先立って開催された議会運営委員会で話し合われました。


     守口新政会から提案された「国旗常時掲揚条例」「議員定数を15名に削減する条例」は、それぞれ今年の6月議会、昨年9月議会で結論が出されたものと本質的に変化がなく、その後の社会情勢の変化もないことにより委員会付託を省略し、し本会議場で「即決」することを多数決により決定しました。

     守口新政会は当初、条例の採決を「記名投票で」と主張しましたが、休憩して会派で話し合いを行い「簡易採決(=起立採決)で」と態度を変更しました。そのこと以外に本会議場での議会運営に関することについてはどの会派からも異論が出されなかったため、これまでどおりの運営を行うことが決定され議会運営委員会は閉会しました。

     議会運営委員会の決定どおり何の支障もなく本会議が進行される予定でしたが、突然、守口新政会の江端議員が本会議即決にするかどうかについて「記名投票」を求めたのです。

     本会議の運営は、各会派の代表が参加する議会運営委員会で決定し確認されていますので、議長は本会議を休憩し議会運営委員会懇談会を招集しました。

     守口新政会の幹事長である竹内議員は「何が悪いかわからない」と開き直りましたが各会派の幹事長から「議運の決定事項を守ることは最低限のルールだ」と厳しく批判されました。その後、断続的に守口新政会と正副議長や議運懇談会などで、ルールを守ることの大切さを確認し事態の収束を図るための話し合いが行われました。

     竹内議員は「ルールを守らなければならないのはわかるが、今回は別だ」「聞かれなかったから言わなかった」など反論にもならない弁解を繰り返しましたが、「議運の一員として会派の代表者として議運の決定を守るのは当然だ。決定を守るのか守らないのか」と、厳しい追及に「守ります」と答えたため、最終的に会派のとりまとめを行うよう要請しました。ところが会派の最終回答はあくまで「記名投票で」というもので、それ以後は何を言われても「記名投票で」と繰り返すばかりで議論をしない、問答無用の態度に終始するという議員として最低の態度をとりました。

     地方自治法や会議規則は議員は常識人であることを前提に作られています。ルールを破ることについて罰則はありませんし、罰則で議員を縛ることは極力回避されています。

     守口市議会はルール破りは厳しく指摘し批判しますが、会議規則では3人以上の要請があれば記名投票を認めることになっていますので記名投票により本会議即決を決定しました。

     しかし、守口新政会は議会のルールも守れない最低の議員集団との烙印を押されることになります。