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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    日本共産党の地球環境政策を聞く会日本の国際的責任を強調(「新守口」No1788、2008年7月27日)

    [2008.8.6] -[新守口]

     十九日、大阪市中央区で日本共産党大阪府委員会・同党環境後援会大阪の共催による「日本共産党の地球環境政策を聞く会」が開催され、200名余が参加しました。これは6月に日本共産党中央委員会が発表した提言「地球温暖化の防止に、日本はどのようにして国際的責任を果たすべきか」の大阪での発表会として位置づけられ、催されたものです。

     聞く会では神戸商船大学西川榮一名誉教授が「温室効果ガスの排出実態から温暖化対策について考える」、大阪府職労山本勝彦氏が「大阪のヒートアイランド問題について」、日本共産党衆院議員の吉井英勝氏が党中央の提言案の主旨を報告しました。

     西川名誉教授は部門別CO2排出量の公表は直接配分勘定と間接配分勘定の二種があり、国内で発表されている間接配分勘定では産業分野で大幅に削減が進む一方、運輸・業務・家庭での排出がさほど減っていないとの印象を受けるが、政府が国連に提出している直接配分勘定では発電所などの電気エネルギー転換で排出量が激増していることを主張。また、運輸部門でのCO2排出量増加の最大の元凶は自家用車であることが解明されました。

     府職労山本氏は、ヒートアイランド現象は都市生活型環境汚染問題の一つであるとし、経済損失、大気汚染への影響を報告。吉井衆院議員は、温室効果ガス削減のためにも先進国の取り組みが重要とし、先の洞爺湖サミットでそのことが合意されなかった問題点を指摘。政府や諸外国の一部に見られる原発推進への揺り戻しを批判し、エネルギー政策の重点を再生可能(自然)エネルギーの開発・利用へ転換すべきと訴えました。聞く会には党守口市会議員団より岩下信幸議員も参加し、プラスチック・リサイクルの問題点について質問しました。