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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口№2443 2020.2.2 東町・大久保町・藤田町など守口東部の市民の足 京阪バスが4月からバス路線や停留所の休止を発表

    [2020.4.17] -[インフォメーション新守口]

    東町・大久保町・藤田町など守口東部の市民の足
      京阪バスが4月からバス路線や停留所の休止を発表

     

     京阪バスから「守口市内線(8B号経路)休止等の申出」がありました。
     大阪府内における乗合バスに係る生活交通の確保維持改善方策についての協議、調整については、近畿運輸局、大阪府、府内各市町村、バス事業者が参画する大阪府乗合バス地域協議会がその事務を行っていますが、このほど、同協議会に対し、京阪バス株式会社から、守口市内の路線について乗合バスの退出意向の申出が提出されました。
     守口市は、協議にかかる意見として、「当該路線の継続」を同協議会に申出しています。

     京阪バスの申し出によれば、休止する路線は、系統8Bですから、京阪古川橋から大久保団地、東公民館、もりぐち歴史館などを経由して、古川橋駅に到着する巡回路線です。
     平日の時刻表は、朝は古川橋発6時40分、7時15分、50分、8時30分、夕方は17時20分から21時25分まで8回巡回で、合計12回巡回しています。この路線を今年4月1日から休止(事実上の廃止)するというのです。同時に、大久保団地、大久保中学校、大久保五丁目、東公民館、東公園、よつば小学校、大久保二丁目、もりぐち歴史館の各停留所を休止します。
     京阪バスは経路休止の理由として
    ・収支状況が厳しく改善 の見込みが立たない
    ・路事情が著しく悪く、新車での運行が不可能
    ・運転手不足
    などをあげています。

     東町や大久保町、藤田町など、守口東部地域の市民から古川橋駅に行くバスは早朝と夕方からしかないという声を受けて「愛のみのり号」が昨年10月から守口市によって運行され、早朝と夕方は京阪バス、昼間は「愛のみのり号」で大久保中央公園か、藤田のバス停で京阪バスに乗り換えて古川橋駅へ行区ことができると大変喜ばれていました。今回の京阪バスの発表は突然のことで多くの市民が困惑しています。

     京阪バスは民間企業とはいえ公共交通の責任があり、利益だけを追求するのではなく地域住民の足としての役割を果たすことが求められています。 ただこれまで、地域公共交通は主として民間の交通事業者が支えてきました。しかし、利用者の減少 → 赤字路線の拡大 → 赤字路線からの撤退 → 利便性の低下 → 利用者の減少という悪循環に陥り、地域公共交通の弱体化が進行しています。 そこで、行政、地域住民、交通事業者が協力して地域に最適な地域公共交通の全体像を描き、計画的に充実していくことで、さらに暮らしやすいまちへと改善していくことが求められています。
     守口市、京阪バス、地域住民が語り合い、問題解決のための政策を議論する場が必要です。そのために守口市はリーダーシップをとるべきです。