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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口№2428 10月6日 守口市議会9月定例会最終本会議で杉本議員が一般質問

    [2019.10.16] -[インフォメーション新守口議会報告]

    大枝公園・開園直後風で倒れた高木・数十本の枯れた低木
        酷暑の夏を冷房機故障で過したわかくさわかすぎ園の児童

     

    守口市議会定例会最終日の27日、日本共産党守の杉本えつ子守口市議会議員が一般質問を行いました。
     杉本議員の質問と理事者答弁の要旨をお知らせします。

    4月から開園された大枝公園東側の半年後の現状について

     緑豊かなオープンスペースを下地とし、さまざまな年齢層にとっての活動の場であるとともに、災害時では広域避難場所として市内最大の公園を活かした支援活動場所になるなど、多種多様な役割を担うべく再整備された大枝公園は、東側も1年間の年月と、6億3千万円の費用をかけて今年4月に開園し半年が過ぎようとしています。
     開園当初から、高齢者の方の散歩や休憩、親子での遊具遊び等、近隣の方のみならず遠方からの来園者もあり平日も多くの利用がみられます。
     ところが、緑豊かに整備されたはずが、開園早々から、植えられたばかりの樹木に枯れた葉が見え日がたつにつれ、その数は増えていました。そんな折に5月2日、強風で、やはり植えられたばかりの高木が2本倒れるという事態が起こりました。
     整備後1カ月で倒れるような植え方がなぜ起きたのでしょうか。

     倒木は危険な状態で放置されることなく2週間後には一定の対応がされていますが、倒れた原因は検証して教訓とすべきです。お考えをお聞かせください。
     一方で、枯れ木はそのままで5カ月後の今、東南側のエリアでは、44本の樹木の内25%に当たる11本ほどが枯れた状態です。
     築山の北側の方の低木の垣根では、37本中、緑の葉っぱがついているのは9本のみで、28本が葉が枯れ落ちて枝だけや茶色く枯れた葉っぱの木々です。
     開園以来60年以上の歴史ある大枝公園にもとから植えられていた木々は、今もどっしりと葉を茂らせていますが、古木を抜いて植えられた若木が次々に枯れているのを見ると、気候や土壌や植え方に熟達しているプロの造園業に任せて、どうしてこんなことになるのかと、目を疑います。木々の緑や柔らかい新芽は疲れた心身を癒してくれますが、茶色く枯れ果てた葉っぱの固まり、葉っぱの1枚もついていない木々は癒すどころか不安をおぼえます。どうしてこのような事態になっているのか、そしてこれからどのようにして改善していくのかお示しください。
     又 広場一面の芝生は、はじめの4カ月は養生中で利用できず、夏になるとほとんどの時間が水やりのスプリンクラーが回り、その周りを鎖の仮囲いで囲われていてやはり利用できません。以前委員会で、なぜ芝生にするのかと我が党が質問したとき、芝生なら敷物を敷かなくても、寝転んだり、お弁当を広げたりしてくつろげるからという答弁でした。いつになれば、そういう芝生の使い方ができるのか見通しをお聞かせください。
     又、守口初めての試みの水の遊び場は、5月以降こども達の楽しみとなっています。ただ、誰でも入れる場所での水遊びの場として、衛生面では水質検査の問題、そして安全面等、どのように配慮されているのか危惧しております。問い合わせたところ、水質については、塩素で消毒する循環装置が
    塩素濃度を一定に保ち、範囲外になったときには出水が自動的に止まるようになっていると聞き安心しました。
     しかし、水はたまっていると床がぬるみ滑る可能性もあり、危険です。他市の水遊びができる公園設備では、定期的に点検清掃が行われています。 大枝公園での、点検清掃は、5月14日、8月6日、20日、29日、9月10日、25日と 全く不定期に行われ、その周知は、ホームページと現場での掲示です。
     安全に遊べるように点検清掃を定期的にすることが必要だと考えますが、いかがですか。定期的にすることで、利用する市民にも周知されやすくなります。
     守口市として初めて公園を指定管理で運営されたのですが、真に安心していやされるいろんな年齢層が楽しめる大枝公園の実現に向けて、指定管理者へどう指導されるのかお聞かせください。
     
     
    わかくさ・わかすぎ園の空調設備の更新について
     
     今年も高温注意報が続く暑い夏がそろそろ終わりますが、その暑い7月のさなか、わかくさ・わかすぎ園の空調設備が故障し、施設南側で、冷風が出ない状態となっています。1階の遊戯室、2階の機能訓練室、その隣の相談室等で、それらの部屋の利用に支障をきたしています。故障直後に一時的な応急処置は、されましたが、根本的に解決されてなくて、遊戯室や、機能訓練室へは廊下側の扉を開け、扇風機や送風機を使用して廊下の冷えた空気を暑い部屋に送る、又は別の部屋を使用する等の対策がされました。そのため、発達支援センターとしての訓練やクラス運営に支障をきたしています。
     わかくさ・わかすぎ園は、障害をもった就学前の乳幼児が訓練等発達支援に通う療育園です。乳児はもちろん、病気や薬の影響で体温調節が難しく熱がこもりやすい子ども達がたくさんいます。室温調整は最低限の必要条件であり、待ったなしに改善される問題です。
     ところが、この間保護者会との話し合いや説明の中でも、改善への見通しは示されませんでした。この夏の故障が起きてから2か月ですが、初めての故障ではありません。ここ数年、空調設備が順調に動かないことは充分ご存知のはずです。
     現在使用中の空調設備は、平成9年に現在地に新築されたときから使用されているもので、22年使用し続けているものです。今夏の故障は南側の室外機で、又施設で最も大きい部屋に対応しているとなれば、他の室外機より負荷が大きいというのは、明らかであってその対応を、最初の故障が起きた時から更新も視野に入れて対応するものではないですか。
     こんな対応で、こどもの健康・安全・安心を守れるのですか。
     この空調設備は、冬には暖房としても利用されます。体温調節が困難な子どもたちが安心して施設を利用できるよう空調設備は毎日良好な状態を維持するのが、守口市の責務です。守口市は子育て日本一の街と言いながら、障がい児は別なのですか。障がい児は子育て日本一のこどもに入っていないのですか。
     ただちに更新すべきと考えますが計画をお聞かせください。
     
     
    理事者答弁
     
    大枝公園の現状について
     
     強風による倒木については植樹して日が浅く根が十分にはっていなかったもの、枯れ木については夏の猛暑で著しい日射の影響と考えられます。
     対策として、枯れ木については補償の範囲内であるため育成に適した時期に植え替えを行います。芝生の養生必要な管理行為であり、適切に開放してまいります。
     水景施設については当初から日常的に月2回程度の定期清掃を行っています。また、屋外施設であるので不意に汚れることもあり、臨時にも行うこともあります。小さなお子様も使用されるところからひきつづき安全安心な施設として管理していります。
     
    わかくさ・わかすぎ園の空調設備の更新について
     
     わかくさ・わかすぎ園の空調については、7月に故障が発生し、応急的な修理を行う一方、設備メーカーとその対策について協議し、設備の経年劣化により設備本体の更新が必要なところから、早期修復に向けて鋭意取り組んでまいります。