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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    児童施設爆破予告メールで露呈した守口市の危機管理の脆弱さ

    [2019.10.2] -[インフォメーション新守口]

     大阪府内の守口市を含む6市の認定こども園、幼稚園、小中高校を含めた児童施設を15時34分に爆破するとのメールが送られてきたのは8月9日でした。
     門真市の公式ツイッターでは「令和元年8月9日、門真市を含む複数の自治体に、幼稚園や小学校などの教育機関を爆破する旨の不審なメールがありましたが、爆破予告時間の午後3時34分を過ぎても特に異常は無く、各施設の安全を確認しましたのでご安心ください。」と発信しています。
     守口市の公式ツイッターは8月8日に「ゆるキャラグランプリ」速報を発信し、11日には「13日に大阪府の移住定住イベントでもりぐち夢・未来大使のU・Kさんともり吉が守口のPRを行います」と、発信。爆破予告とその対応については何も知らせていません。大阪府警・安まちメールはすでに、9日14時51分に爆破予告メールの事実を発表していますが、守口市は議会にも当日の報告はしていませんでした。市民にも知らせず、市民協同での安心安全は、掛け声だけで終わるのではないでしょうか。
     守口市の認定こども園ではそれぞれ避難方法が異なりました。にじいろ認定こども園は東部エリアコミュニティセンターに、外島認定こども園は民間の老人施設に、あおぞら認定こども園は寺方元町の第2児童公園にそれぞれ避難しました。
     あおぞら認定こども園の連絡版には「15時15分から50分頃までスギ薬局前の公園に避難しておりました。暑い中でしたが無事避難を終えました」と書かれており、その下に「本日高温注意報発令」というボードが張り付けられていました。日影があったとはいえ、高温注意報が発令している中、小一時間乳幼児を公園に避難させて熱中症などの2次被害の心配をしなかったのでしょうか。公共施設の廃止は緊急避難の時にその弱点が露出します。 市民の間からは守口市の危機管理意識はいったいどうなっているのかとの疑問の声が上がっています。
     他の市では、保護者に連絡して(メールやライン等で)可能であればお迎えもと、要請しています。保護者との連絡網も守口市の公立認定こども園では確立していないのでしょうか。早急な対策が望まれます。