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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    ごみ排出量、焼却量の目標は達成見込み全校舎の耐震化計画を早急に策定(新守口No1770、2008年3月23日)

    [2008.3.26] -[新守口]

     前後に引き続き、3月10日に市議会本会議にて行われた、日本共産党守口市会議員団を代表しての岩下信幸議員の質問(主旨)を紹介します。
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    代表質問中の岩下信幸市議

    ごみ行政について

     守口市が平成15年3月に定めた「一般廃棄物処理基本計画」と18年の守口市廃棄物減量等推進審議会の答申では目標数値が異なっているが、市長はどちらの目標をめざすのか。また、昨年からのプラごみ分別収集により、ごみ排出量、資源化率、焼却処理量、最終処分量のいずれも短期目標年度とされた19年には目標を達成していると考えるがどうか。一般廃棄物処理計画も市総合計画に併せて見直すべきではないか。

    市長答弁(要旨)

     22年のごみ減量目標年度にはごみの排出量、焼却処理量の二目標は達成見込み。審議会の答申を目標にごみ減量化に取り組んでおり、一般廃棄物処理基本計画も総合基本計画との整合性を図りながら見直す。

    乳幼児医療費助成

     橋下知事の意向は不透明な部分が多いものの、逆に大阪府に対し、就学前まで対象年齢の引き上げを行うことを申し入れればよいと思うがどうか。さらに、守口市単独でも対象年齢の引き上げを実施し、子育て世代に対する支援策を強化すべきと考えるがどうか。

    市長答弁(主旨)

     本市単独での対象年齢の引き上げは、現行の財政状況では困難。引き続き、大阪府に対して対象年齢枠の拡大を要望していきたい。

    保育所費

     八雲中しろはと保育園の大規模改修の費用が1億2000万円予算化されている。八雲中より古い公立保育所が寺方、南、大宮、西、梶と5園もあるが、これらの大規模改修はどのように計画しているのか。公立保育所も開所時間の延長など民間並みの条件整備を行い、サービスの向上を図るべきと考えるがいかがか。

    市長答弁(要旨)

     公立保育所の施設改修については、安全面を考慮し、緊急性の高いものは対応を検討したい。公立園での特別保育事業の実施はさらに運営経費がかかるので困難。

    学校施設の耐震化

     すでに第一次耐震診断を行った校舎・屋内体育館をはじめ、全棟を対象に、期限を明確にした第二次診断・実施設計・改築/耐震補強の計画を立てるべき。また、下島小屋内運動場をはじめ、5棟の耐震診断及び実施設計業務委託料が計上されているが、これは21年度に耐震化工事を行う予定と考えてよいか。

    教育長答弁(主旨)

     耐震性が確保されていない建物の整備については、早急に耐震化推進計画を策定し、緊急性の高いものから整備に努めたい。今年度耐震診断が予定されている5棟については、21年度に耐震補強工事を行う予定。

    普通教室へのエアコン設置

     市長は昨年の市長選挙に入る前の公開討論会で小中学校の普通教室へのエアコン設置についても必要性を認めていた。近隣市に比べ、大幅に遅れている守口市の学校普通教室へのエアコン導入を、20年度は見送った理由を説明されさい。

    教育長答弁(主旨)

     エアコンの必要性は十分認識しているが、耐震化等児童の安全確保が最優先課題で、財政状況を見ながら検討したい。

    後期高齢者医療制度

     この制度は、子どもの社会保険の扶養扱いから強制的に脱退させられ、医療費総額が伸びれば自動的に保険料が引き上がるなど、高齢者に耐えられない。市長は制度の凍結・中止を政府や広域連合に求めるべき。

    市長答弁(主旨)

     凍結・中止を広域連合や国に働きかけることは考えていないが、被保険者の過度な負担がないよう注視したい。