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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    守口市議会12月定例会(12月4日~18日)財政危機の中、受益者負担を見直す(「新守口」No1808、2008.12.7)

    [2009.2.24] -[新守口]

     市議会12月定例会が11月27日に告示されました。会期は4日から18日までの15日間です。

     今回上程されたのは平成19年度一般会計他4会計の各認定、行政財産使用料条例の一部改正他、条例案6件、平成20年度一般会計他の補正予算案3件の計14件です。また、守口保育運動連絡会が集約した「誰もが安心して子どもを産み・育て・働くために保育・学童保育・子育て支援の拡充を求める請願書」が日本共産党大藤美津子市議が紹介議員となり、議会運営、福祉保健両常任委員会で審査されます(請願項目は下記参照)。

    【請願項目】

    1. 第169通常国会で衆参両院において全会派一致で採択された「現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める請願書」の内容を早急に具体化するよう、守口市議会として国に強く要請してください。
    2. 乳幼児医療制度の所得制限を撤廃するとともに、対象年齢を就学前までに引き上げてください。
    3. 財政再建を理由に保育所の統廃合や、保育内容・子育て支援の後退につながる予算削減をしないでください。
    4. 各保育所の耐震強度検査を早急に実施し、危険な箇所や老朽化した施設の整備や対策を講じてください。
    5. 保育所に、不審者や交通事故などからこども達を守るための安全対策として警備員を配置してください。

    児童クラブ<入会>に新たに保護者負担

     行政財産使用料条例の一部改正案では、市内公共施設の敷地内にある自動販売機に施設使用料が一台につき年額12000円(面積1㎡未満のもの)徴収されます。他に学校施設を臨時に使用する際の料金が市立学校講堂が昼間300円→900円など、3倍化します。

     都市公園条例の一部改正案では、世木公園の釣り池使用料が大人一日1000円→1700円など、引き上げが行われます。

     もりぐち児童クラブ事業利用者負担金徴収条例案は、一昨年度より全小学校で無料で行われてきた児童クラブ<入会>児童に対し、一人あたり月額5400円、土曜日利用の際は別途月額1500円の負担金を徴収しようとするものです。

     これらの市民負担増は可決されれば、いずれも来年4月からの実施となります。

     守口市立わかたけ園の指定管理者の指定、守口市自転車駐車場の指定管理者の指定、守口市生涯学習情報センターの指定管理者の指定は、それぞれ事業者との契約満了に伴い、施設の管理・運営を委託する事業者を指定するものです。

     また、「広報もりぐち」12月号に掲載された、市役所南側駐車場の休日・夜間開放と有料化については、市が民間の駐車場運営事業者と契約し、事業者が料金を徴収するため、議会での条例改正はありません。

    補正予算案-橋下「維新プログラム」を反映

     橋下知事下で成立した今年の府予算を受け、守口市への府補助金は補正予算案において法律の改変に基づくものなどを除けば、約1200万円の減額になります。たとえば、高齢者住宅改造助成事業への補助金が965万4000円減らされますが、これは実際の平均補助額から計算すれば16件分に相当します。大阪府商店街等活性化支援事業補助金も160万円の減額となり、これは空き店舗に新規に開店する場合の家賃補助を府・市併せて上限20万円を、他に改装費も助成するもので、2件分の開業補助が抑制されることになります。

     教育分野では、第三中学校で実施している夜間中学校の給食費補助金が7万2000円、学用品費等補助金が32万8000円減らされます。また、学校近辺での就職体験での教師の引率なども回数制限を余儀なくされます。