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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口No.2564 2022.7.17 高齢者憩いの場の設置、市有地の草刈りの時期を早めよと要求

    [2022.8.23] -[インフォメーション新守口議会報告]

    日本共産党杉本議員が一般質問~6月定例会最終日
    高齢者憩いの場の設置、市有地の草刈りの時期を早めよと要求

    一般質問に立った杉本議員は3点について質しました。そのうち2点を紹介します。

     私は、市政の課題について3点質問します。 質問に入る前に一言申し上げることがあります。先ほど来、小学校給食のコメに関して、納入業者の衛生管理状態や、教育委員会の関与についての質問が行われていますが、私は福祉教育委員会の委員として、議案審査や陳情審査においてこの問題について委員会の場で取り上げ、とりわけ設置者である守口市長の責任についても正してまいりましたので、あえて一般質問では触れません。

    まず、高齢者の憩いの場についてです。
    守口市には、佐太と菊水の2か所に老人センターがあり、高齢者の方がサークル活動やカルチャー教室、囲碁・将棋など、自由に使える施設でした。開設当初は大きな浴室もあり自由に入浴もできました。
     ところが、2018年3月末に菊水、7月末に佐太の老人センターが、コミュニティセンターで同様の利用ができるという理由により、廃止されました。
     しかし、コミュニティセンターはコロナ禍における感染防止拡大のために、ロビーを無料で利用できるのが30分以内となり、囲碁・将棋が楽しめず、有料の貸室は団体が定期的に利用しているため、予約を取るのも困難で、空いた時間に気軽に行って利用するという使い方がむつかしくなっています。
     コミュニティセンターも8か所に減り、サークルでの利用で定期的に使われていることも多く、高齢者の憩える場所が減ってきています。また、銭湯も守口市内で10軒ほどにまで減ってしまい、お風呂がない住居に住む高齢者は困っています。
    そこで、旧佐太老人センターと旧菊水老人センターの老朽化した施設を解体した跡地に、大きめの入浴施設やお茶等の準備ができる設備、高齢者が使いやすい洋式トイレを整備した簡易な施設を、建設してはどうでしょうか。
    高齢者が気軽に集えて、談笑や、囲碁・将棋などの娯楽など自由に利用できる空間が守口市に必要ですが、お考えをお聞かせください。

    答弁
     旧老人福祉センターは老朽化の課題があり、その機能はコミュニティセンターへ移行することが可能と判断したことにより廃止した。 廃止後は各コミュニティセンターや、通いの場のさんあい広場などを利用し、高齢者の健康、生きがいの増進に努めてきた。新たに高齢者施設を建設することは考えていない。現在はコロナ感染対策のため利用時間の制限など行っている。

     次に、生産緑地につながる市有地の管理についてお聞きします。
     守口市には、9.36ヘクタールの生産緑地が市内に点在しています。地方公共団体は都市における農地等の適正な保全を図ることにより良好な都市環境の形成に資するように努める責務があります。
     都市化した守口市内において、必要とされている緑地を管理されている方の多くは高齢化された農業経験者です。
    その生産緑地の中には、いわゆる道路に接していなくて、下水道の暗渠になっている市有地にのみ接している場所があります。そういった条件の中で生産緑地を続けておられる方が困っておられるのは、その下水道の暗渠が雑草に覆われて耕運機などが通れないことです。5月中旬には、1mほどの高さの雑草が茂り、暗渠にかぶせた鉄板が見えない程増殖していました。
    市有地の草刈りなどを、市が直営で行っていた頃は、頻繁に草刈りなどが行われ通行に支障はありませんでした。委託事業になってからは早くても6月以後の草刈りとなり、田植えなどの肝心な時に雑草が生い茂り、耕運機などが通れません。
    適切な時期に草刈りが行えるように複数年の契約も含め、委託事業の契約の内容や期間を見直すべきと考えますが、いかがでしょうか。

    答弁
     市が管理している水路の草刈りについては委託により現在年に2回実施している。
     今後とも適切な時期に草刈りを行うなど維持・管理について引き続き行っていく。なお、生産緑地を利用されている方々にも、無理のない範囲で管理のお手伝いをいただければありがたい。