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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    改革で生み出した給食費無償化の財源は維新のフェイク 維新大阪市政の給食費無償化は国の交付金が頼り

    [2022.8.23] -[インフォメーション新守口]

     維新の会は「改革をして財源を生み出し学校給食の無償化をやった」と、各地で宣伝しています。維新の会代表の大阪市長が令和2年度から市内小中学校の給食費を無償化に踏み切ったことを指しています。
     本当に大阪市は「改革」をして無償化を実施したのでしょうか。大阪市のホームページには、「令和2年度新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業実績及び効果検証」という一覧表が提示されています。その中の「学校給食費の無償化」の項目に「新型コロナウイルス感染症拡大予防に向けた学校休業等をふまえ、学校給食費を徴収しないことで、保護者の経済的負担軽減を図る」と、その事業目的が書かれています。
     財源の項目には総事業費70億2千8百万円とされ、そのうち地方創生臨時交付金が、68億2千3百万円で、97%が国からの交付金なのです。つまり、「改革」によって大阪市が自らつくり出した財源ではないということです。
     そして、同じく大阪市のホームページには給食費無償化の「今後の予定は?」との設問に対して「令和5年度以降の学校給食費の無償化措置については、新型コロナウイルス感染症の拡大状況や社会情勢を踏まえつつ、様々な観点から検討を行ってまいります。」と、給食費の無償化を続けるかどうかはわからないとしているのです。
     ここには、国からの交付金次第で、大阪市で自主財源をつくって給食費の無償化を進めようという意欲は見られません。もし、維新の会の代表である大阪市長の言う通り「改革」によって生み出した財源ならばずっと給食費の無償化は続けられるはずです。すぐに見抜けるのが維新のウソですが、言ったもん勝ちというふてぶてしさがそのウソをカムフラージュしています。