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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口No.2539 12月議会 杉本えつ子議員が一般質問

    [2022.1.20] -[インフォメーション新守口議会報告]

    高齢者入院・入所時のおむつ代助成制度の創設を、空き家のスズメバチ駆除
     公園等に快適で優しいベンチの設置を求める~ 杉本えつ子議員が一般質問

     令和3年12月22日、守口市議会定例会の最終日に行われた、日本共産党の杉本議員の一般質問を紹介します。

     

    高齢者の入院や入所におけるおむつ代の助成制度の創設について

     すでにご承知の通り、医療保険による医療機関への入院や特別養護老人ホーム以外の、例えば有料老人ホームやグループホームなどでは医療保険や介護保険の適用外とされ、おむつ代を実費として負担しなければなりません。
     高齢者が医療機関に入院した場合、支払うべき医療費の半分以上がおむつ代金という例も少なくありません。おむつ代金は各医療機関が独自に決定できるため、医療機関よって差があるのが実態です。
     しかし、いずれにしても国民年金だけが収入の方には、おむつ代の負担ができません。東京都内などの首都圏では、医療機関におむつの持ち込みができない場合、自治体が助成していることが普通に行われています。
     そこで、本市でも、高齢者が医療機関に入院した場合や、有料老人ホーム、グループホームなどに入所した場合、おむつ代を助成する制度を創設して、高齢者の不安を取り除く施策を実行すればどうでしょう。
     令和2年度決算で、老人福祉費はくすのき広域連合への負担金、後期高齢者医療への負担金が主なもので、独自の高齢者福祉は皆無といってもいいほど、何もありません。
     一生懸命働いて税金を納め守口市に貢献してこられた高齢者に敬意を表す意味でも、ぜひ高齢者の入院・入所におけるおむつ代助成制度を実施してください。

     

    答弁
     ご指摘の事案でお困りの方については、現在も関係機関と連携しそれぞれの実情を踏まえた相談支援体制により対応している。今後もこうした体制のもとでの相談支援において対応していくこととしており、おむつ代の支援に特化した背制度の創設は考えていない。

     

     

    空き家におけるスズメバチの駆除について

     全国的にも問題になっている空き家の増加は、守口市も例外ではなく各町内に空き家が見られるようになってきています。
    今年の夏、その空き家の一軒のベランダにスズメバチが巣を作りました。小学生の集団登校の集合場所になっている場所でもあっため、近隣の住民は子どもたちの安全のため、集団登校の集合場所を変更し、巣の駆除のため、色々な所に相談しました。
     しかし、平成26年度までは市民からの通報により、市がハチの巣の駆除を行っていましたが、27年度からは、家屋の持ち主の負担で業者に依頼して駆除することになっているため、空き家の巣については、スズメバチが盛んに活動する夏を越え秋になっても駆除は実施されませんでした。
     スズメバチが巣をつくることは自然災害に等しい災難で、空き家では作り始めの小さな巣の時点での発見も難しく、巣が大きくなり蜂の活動が活発になってから気づくようになり、とても危険です。
     住民の危険が伝えられても、駆除がすすまないのでは市民は安心することはできません。危険回避のため、スズメバチの巣が発見されたら、空き家の場合では、まず駆除を行うのが行政としての守口市の役割ではないでしょうか。

     危険な巣の駆除を行うことを優先し、住民の安全安心を確保してから、その後持ち主に費用請求するということにすればいいと考えますが、いかがですか。

     

    答弁
     空き家を含めた私有地についてはその所有者、管理者が適切に管理すべきものであるから、これまで所有者等に駆除していただくよう助言・指導を行っている。但し、登記簿記載の所有者が居所不明や死亡の場合、近隣住民の安全の確保のため適法に立ち入る等が行えるようその方策について検討していく。

     

     

    高齢者、障がい者にやさしいベンチを市内中に設置することについて

     守口市は令和2年度に、愛のみのり号の停留所のうち大枝公園、図書館、もりぐち歴史館旧中西家住宅の3か所にベンチの設置を行いました。
     担当課の説明によると「まずいたずらなどにおける落書き、そういったものに対抗出来ますように、防汚性と言いまして一般的な材質よりも長持ちするような材質をつかっておったり、屋外での使用を前提としておりますので、耐光性能、いわゆる紫外線による劣化などにも強いようなものを選ばせて頂きました」「あと利用者の方々には当然、高齢者の方であったり、障害をお持ちの方も利用いただくということで背もたれ、もしくは手すりですがそういったものも必要であるということで当該製品を選ばせていただきました」と答弁され、いろんな角度から検討して購入に至った経過を聞かせて頂きました。
     市民はウォーキングの一休みに、また友人とのコミュニケーションにベンチを利用しています。
     今、市内にある公園や歩道のベンチはとても老朽化しています。この機会に是非、市内じゅうを点検して必要なところに設置したり取り換えをしたりして、きれいで安心安全なまちづくりに努められてはいかがですか。守口市のお考えをお聞かせください。

     

    答弁

     公園などにおけるベンチの更新や新設に当たっては、これまでも市民のみなさんが安心して快適に利用できるよう丈夫なものを選定している。
     今後も引き続き安全性や快適性に十分配慮した利用しやすいベンチの設置に努めていく。