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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口№2468 2020.8.2 一般質問 杉本議員 

    [2020.9.23] -[インフォメーション新守口議会報告]

    コロナ禍のもとで今こそ少人数学級の実現を
    ICT支援員の増員で豊かな情報教育の推進を求める

     6月30日、守口市議会6月定例会最終日、本会議場で一般質問が行われ日本共産党の杉本議員も質問を行いました。先週号に引き続き、杉本悦子議員の質問の要旨をお知らせします。

    児童生徒の安全確立のために、少人数学級のプレゼントを提案

     6月15日から通常の授業が始まっています。守口で、通常というと40人学級ですが、新型コロナ対策として出されている3密を避ける行動として、人との間隔を2m以上開けるとされています。人間は成長の過程で人との触れ合い無くして育つのはむつかしく、こどもたちは触れ合って遊んで学んで育つものです。それでもあえて今は、必要以上に近づかないでウィルス感染から身を守ることを教えなくてはなりません。
     その教育の場が、密になってはいけないと思うのですが、守口市教育委員会としては、守口の現状でのコロナ対策として特に3密を防ぐ手段をどのように考えておられますか。お聞かせください。

     私は、これを機会に一人ひとりのこどもを大切にケアし、成長発達をきめ細かく見守り教育することができるように、少人数学級の実現を国や大阪府に要望していただくとともに守口市として、小中学校ともに20人学級を子どもたちにプレゼントしてはいかがでしょうか。教育長の見解を求めます。

    理事者答弁
     教室のドアや窓を開放するなどの換気の徹底、児童生徒の感覚を最大限開けるための座席配置、向かい合っての話を極力避けるなどの各学校における感染防止策の徹底を図っている。今後、感染リスクが高い状況になった場合には、少人数による教育活動を行うための分散・短縮授業の実施などを行うことにより感染拡大防止に努めていく。なお、少人数学級については府や国に要望していく。(教育監)

    ICT支援員の増員について

     今回のように新型コロナ感染による学校が臨時休業になるような緊急時にも児童・生徒の学習権を保障することを目的にICT環境整備のため、国が進めるギガスクール構想をいち早く取り入れ、児童・生徒一人に一台のタブレット端末導入を決めました。

     しかし、それを教える教師などの人的配置に目が向けられていません。学校現場は、各学校の教師の中から一名の教師を情報教育担当として養成する。さらには教育センターにICT支援員が3名各学校の授業支援のお手伝いとして常駐しています。

     これでは、小中学校合わせて21校への支援としてはあまりにもお粗末ではありませんか。

     各学校の教師が優秀なので頑張ってもらうとしていますが、現場の学校では、わからないことや疑問を聞きたくて学校に来てもらおうとしてもなかなか来てもらえない、電話だけではわからないことも少なくない、などの声があります。学校現場任せでは無責任です。

     教育センターに3人の常駐ではなく、各学校に少なくともICT支援員を複数配置して、教師だけでなく、児童・生徒に

    も情報教育での対処を行うべきだと思います。

     電子機器だけでなく、子どもたちがその機器を使いこなすことができるような環境を整えるべきだと考えますがいかがでしょうか。

    理事者答弁
     ICT支援員の役割が一層大きくなることから、遠隔操作による、端末管理システムの導入を予定している。
     併せて情報教育担当教員の専門性を高めるための研修会の実施等を通じて、教員の授業支援に努める。(教育監)

    (以下次号)