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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    13人の指導員を雇止めの暴挙 (株)共立メンテナンスに市民の憤りの声が

    [2020.5.2] -[インフォメーション新守口新着情報]

    守口市が委託した児童クラブの事業者

      13人の指導員を雇止めの暴挙

       (株)共立メンテナンスに市民の憤りの声が

     守口市が児童クラブ(学童保育)を民間営利企業に委託して1年間が過ぎました。
     請負事業者である株式会社共立メンテナンスは、3月末に13名の学童保育支援員に対し雇止めとすることを通知してきました。
     守口市は、学童保育の質はマンパワー、つまり人によって決まるが、民間委託しても市直営の時の指導員を民間業者が雇用して運営するので学童保育の質はそのまま継続されると、説明していました。「もりぐち児童クラブ事業入会児童室プロポーザル選定委員会」の会議録を見ても、選定委員は現行の(直営時代の)指導員が引き続き雇用されるのかという点について選考にあたっての考え方の基本の一つにしていました。
     例えば平成30年7月5日のプレゼンテーションを受けて、最終的に優先交渉者を選定するにあたり、「ちょっとひっかかったのは、現指導員の採用については明確に書かれていなかった」「40点ほどの採点が現指導員の採用もしくは人が確保できるか人が途切れないかという話」「皆さん現給保証だとか言ってましたけど、書面上で見ると■社さんだけすごく低いんですよ」「これから今の方(現指導員)と転籍とかの話をするときに体制がまだ固まっていないんじゃないか…というのが、すごく不安にもなって」「私も書類上でもあれは困るなと」「■社だけ支援員賃金がすごく低い…今の方(現指導員)と話をするときにすごくもめてしまうんじゃないか」等々…選定委員は指導員の雇用についての発言が多くありました。
     民間委託する事業者選定の選定委員会でも守口市直営の指導員の引き続く雇用というのは事業者選定の前提とともいうべき位置づけが行われていたのです。
     
     共立メンテナンスはプレゼンテーションの中で「支援員等の人材確保及び資格等に関する件につきまして、まずは基本的な方針としまして、現在業務に従事されている支援員の皆様で、弊社への転籍を御希望いただける方々は全員受け入れをさせていただきます。この方針の基本といたしまして、現在の支援員の皆様には安心して転籍いただけるように会社説明会を開き、給与・就業内容等の雇用条件を明確に示し、また個人面談を行って、さまざまな御意見や御要望の聞き取りを行い、その上で御納得いただきたいと考えております。
    具体的な給与の内容としては現給保障をお約束いたします。また契約社員に関しましては平均年収を330万円とさせていただきたく考えております。」と、現行指導員の継続雇用を強く打ち出して選定委員の高い評価を得たのです。
     わずか1年で、継続雇用の約束を破って指導員の雇止めを強行する共立メンテナンスに市民と学童保護者の憤りの声が上がっています。