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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口№2431 コミュニティバス バスリースの入札では指名競争で辞退業者が相次ぐ

    [2019.11.3] -[インフォメーション新守口]

    コミュニティバス 市民の要望で新たに東部巡回ルート
    バスリースの入札では指名競争で辞退業者が相次ぐ

     

             
      コミュニティバス車いす仕様車リース  
      業    者    名   入札金額 (単位:円) 備 考  
      日立キャピタルオートリース(株)   3,312,000 落  札  
      関西支店 日本カーソリューションズ(株) 3,823,200    
      大阪トヨタ自動車(株)163緑地北店   辞   退  
      (株)トヨタレンタリース大阪   辞   退  
        (株)レックスリース    辞   退  
      名鉄協商(株) 関西支社   辞   退  
      (株)関電L&A   辞   退  
      阪神高速技術(株)    辞   退  
      大阪トヨタ商事(株)    辞   退  
      大和リース(株) 大阪本店    辞   退  
      日通商事(株) 大阪支店   辞   退  
      契約金額(消費税は非課税)  3,312,000円  

     

     守口市東部地域では京阪バスが行った路線の縮小や廃止などで、市民生活に不便をきたしていました。市民からコミュニティバスと京阪バスが連携して、京阪古川橋駅へ行けるようにしてほしいとの声が上がり、守口市議会では東部地域出身の議員などから超党派でコミュニティバス拡充の要望が守口市に届けられ、この10月から東部巡回ルートが新設されました。東部エリアコミュニティセンターを起点に、守口歴史館旧中西家住宅→藤田東公園→藤田西公園→大久保中学校→東公園を巡回します。その間、例えば京阪バス藤田町停留所で乗り継げば、京阪古川橋に行けることになっています。
     
     この新しい巡回ルートを走る車いす使用のコミュニティバスのリースのための入札が4月19日に行われました。一般競争入札ではなく、守口市が業者を指名してその業者間で守口市に有利な契約を結ぶ方式の指名競争入札で、守口市は11者を指名しました。
     その選定理由として①守口市総務課にリース・レンタルで登録している業者②仕様書に基づく車種のリースが可能であることをあげています。
     4月10日に都市整備部入札業者選考委員会を開催、11者を指名することを決定、
    4月12日付で指名競争入札通知書を11者に発送しています。
     レンタル・リース会社11者を指名しましたが、入札に参加したのはただの2者なすぎませんでした。なぜ指名競争入札にしたのかという根本的な理由が必要です。平成31年4月1日起案・決済・施行の「コミュニティバス運行事業について(車いす仕様車)」という文書では指名競争入札の理由として地方自治法施行令第167条第1号の規定によるとしています。
     「その性質または目的が一般競争に適しない」との理由は解説書によれば「特殊な技術を要するために相手方が特定される場合であるなど、具体的で客観的、合理的な理由がある場合に限るとなっています。

    地方自治法施行令
    第百六十七条
     地方自治法第二百三十四条第二項の規定により指名競争入札によることができる場合は、次の各号に掲げる場合とする。
    一 工事又は製造の請負、物件の売買その他の契約でその性質又は目的が一般競争入札に適しないものをするとき。
    二 その性質又は目的により競争に加わるべき者の数が一般競争入札に付する必要がないと認められる程度に少数である契約をするとき。
    三 一般競争入札に付することが不利と認められるとき。

     前回まではレンタル・リースの登録業者は8者でしたが3者新しく入って11者となっています。特段参加者が少数であるとは言えません。それどころか、11者指名しても9者が入札参加に応ぜず、辞退届を提出しているのです。入札は電子入札ではありませんから、守口市役所の入札室で行われ実質2社の競争になっています。
     予定価格が公表されていませんから、その価格は不明です。しかし、予算書では当初予算と債務負担行為で「限度額」が定められています。コミュニティバスのリースの費用は、31年度が68万円(10月から3月まで)次年度が137万3千円、次々年度が138万5千円、最終年とが69万3千円(4月から9月まで)の合計413万1千円です。
     予算書の限度額そのままが予定価格になるとは思えませんが、予算に比しても落札率は8割を超えています。
     平成24年4月改訂の守口市の入札・契約事務の手引きには、「競争者の数を制限すると同時に、競争に加わる者を市で指名し、その範囲で競争させ、市に有利な条件を提供するものとの間に契約を締結する方法を言います。…(中略)…手続きも簡単ですが、一部の業者に固定化し、偏重する弊害がないとは言えません。」と慎重な言い回しですが、一部の業者に固定化するデメリットを述べていました。
     現実に今回落札した業者は、前回の車いす仕様車の入札でも落札しています。
     本来は不信用、不誠実な業者を排除するなど、競争者の制限を目的とする指名競争入札で、登録業者を全部指名するという参加資格を付するのであれば、一般競争入札にしてもなんらの不思議はありません。
     公共事業の原則は一般競争入札です。指名しても辞退が続き2者しか応札しないのであれば、原則を変更して指名競争入札にする意味がありません。
     入札の方法を考え直す時に来ています。