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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    新守口No.2417 2019.7.28

    [2019.8.27] -[インフォメーション新守口]

    立場の違い・しがらみを超え市民の良識示した1万7千票

      守口市長選挙の結果について日本共産党守口市委員会が見解を発表

     7月14日告示、21日投開票で行われた守口市長選挙では、日本共産党公認のまさき求氏と大阪維新の会推薦の現職との一騎うちとなり、まさき求候補が1万7067票を獲得しましたが、残念ながら当選には至りませんでした。
     日本共産党のまさき求候補にご支援いただいたみなさんに心からお礼と感謝を申し上げます。

     今回の選挙は西端維新市政の8年間の市政の評価、そしてこれからの守口市政のあり方が争われました。
     無計画で借金に頼った公共事業や、借金で赤字の穴埋めを行った財政運営で守口史上最高の649億円(平成31年度予算)になった借金残高、市民会館や公民館、老人福祉センターや青少年センターなど、先人が苦労して市民のためにつくった公共施設を次々と廃止し守口市の文化、市民サービスを切り捨ててきた西端維新市政に市民の厳しい批判の声が上がりました。

     また、自らが取締役を務める不動産会社の不動産取引に際して、資格も免許もないのに重要事項説明を繰り返し、宅建業法に違反していた現職候補のコンプライアンス意識の欠如について、法令順守をお願いする立場である自治体の長としての資質についても市民の厳しい眼が向けられました。

     日本共産党のまさき求候補は、公共事業に百億円、高齢者福祉予算に2億5千万円(平成29年度決算)といういびつな財政運営を改め、本当の行財政改革で市民のくらしに寄り添う、新しい守口市をつくろうと訴えました。年金だけでは入居できない有料老人ホームの利用料金と年金の差額を補助しお金の心配なく介護施設に入居できる新しい制度の創設、市役所が市民からとりすぎた保険料が15億円も貯金されていることを取り上げ計画的な運用で国民健康保険料の一人4万円の引き下げ、こども医療費助成18歳まで引き上げなど新しい施策を提案しました。
     また、現職候補の法律違反については、政治家には潔さと覚悟が必要だと指摘し、地位に未練がましくしがみつくようではリーダーとしての資質が疑われると批判しました。

     選挙戦は、立候補表明が告示1週間前という候補者決定の大幅な立ち遅れと、守口市議会議員の一部を除いて大多数の議員が現職候補を推薦したり、現職候補の集まりに参加したりする中で、孤立無援の闘いかと思われましたが、時間がたつにつれ、立場の違いや支持政党・団体などの垣根を超えた多くの市民の支援の輪が広がりました。SNSの世界でもツイッターやブログで、まさき候補の演説の動画や画像が紹介され、日本共産党の手が届かないところでも急速に支持が広がりました。

     全国的な参議院選挙の中で、各党がしのぎを削る党派間の闘いの中で、日本共産党守口市委員会は、無所属ではなく、あえて公認候補の擁立の道を選択しました。4月の統一地方選挙において大阪では「維新旋風」が吹き荒れ、日本共産党が前進を阻まれ、後退を余儀なくされた中で、どんな逆風にもゆるぎない日本共産党の立場を鮮明にすることが、今後の闘いを励ますことを確信したからです。

     現職候補は大阪維新の会推薦を前面に打ち出し、維新旋風の追い風に乗りましたが、日本共産党公認候補としては5年ぶりに得票が1万票を上回り、公認市長候補として過去最高の1万7千票の得票を得ました。統一地方選挙を以来の逆風が吹き荒れる中でのこの得票数は、日本共産党のゆるぎない姿への評価と候補者の人柄、そして何よりも党員・後援会員、支持者のみなさんの奮闘があったからです。
     立場の違いを超えて支援していただいた多くのみなさん、いろいろなしがらみの中でも支持していただいたみなさん、そして、守口市民の良識として、日本共産党公認候補に投票していただいたすべての市民のみなさんに心からの感謝とお礼を申し上げます。