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  • こんにちは。守口市会議員団です。

    来年度の予算編成方針で西口市長 掛け声だけで中身なし(新守口No1751,号2007年11月4日)

    [2007.11.6] -[新守口]

     守口市は、平成20年度の予算編成方針を示しました。西口市長の初めての予算編成になるだけに、注目されるところです。

     地方自治体の本来の仕事は住民の福祉の向上、安全の確保ですが、予算編成方針では市民サービスの向上については一言も触れずに、「守口市を第2の夕張にしてはならない」と、しながら、自らの「財政健全化対策」については明らかにしていません。
     日本共産党守口市会議員団は、9月議会で市長の考える「財政健全化対策」について明らかにするように求めましたが、西口市長は具体的な策を示すことができませんでしたが、予算編成にあたってもその方針には具体的な中身を明らかにすることができませんでした。
     平成20年度予算編成方針で、指示しているのは「市民のみなさんの意見や要望が適切に反映しているか」「費用対効果に問題はないか」「継続的に実施している事業においてもその実施方法は最善か」「民間で実施できるものはないか」と、職員に考えてもらうという、丸投げの姿勢です。強いリーダーシップで市政を運営すると、今まで言ってきたことと、全く矛盾しているのが現状であることを露呈しています。
     新しく市長に就任し、はじめて予算を編成する立場につきながら、これまで市民に約束してきた政策を少しでも実施しようという考えはみじんも見受けられません。
     さらに、予算編成方針と併せて、別途指示している「要領」では、わずかにネーミングライツ(命名権)の検討を指示していること、国の方針変更が取り入れられていること以外は、喜多前市長とほとんど変わりがありません。
     喜多市政を変えると、大上段に振りかぶったものの、羊頭狗肉に終わりそうな平成20年度の予算になりそうです。